日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)で1月14日、バレンタイン商材の内覧会が行われた。
近年、バレンタイン市場はプレゼント需要に加えて自分自身のために購入するケースが増えているが、今年の2月14日が日曜日ということもあり、さらに義理チョコのニーズに比べて「自分チョコ」需要が増加するという予測もあるという。
同店の今年のバレンタインのテーマは「forest~カカオ、ダイバーシティ~」。枝が広がる森のように広がるカカオの世界を提案する。海外セレブに愛されているトリュフや世界各国の王室が認める御用達チョコを揃える「ラグジュアリー」、光琳「菊図屏風」をモチーフとした「岡田美術館チョコレート」など美術作品とコラボした「アート」、カカオ豆の産地や品種から焙煎、粉砕までこだわりぬいた「カカオの多様性」の3つのコンセプトに沿った品ぞろえを展開し、内覧会場には約40種のチョコが並んだ。
「ベトナムを中心に、農園に何度も足を運んで現地の方と一緒に学びながらカカオの樹や豆の研究を重ねてきた。生産者のこだわりが伝わるように心をこめて自家焙煎して作っている」と今回初登場となる福岡の「カカオ研究所」、中野由香理さん。「カカオ豆を焙煎して砕いた『カカオニブ』はミネラルをはじめ栄養成分が豊富なスーパーフード。美味しいだけでなく体にもうれしい食品」と話す。2月3日には本館7階の催物会場に同研究所自慢の蛇口からホットチョコが流れるイタリア製の「夢のチョコレート蛇口」も登場し、熱々の「ホットカカオ」(556円 税別)を提供する。
フェアは2月3日~2月15日