東京駅八重洲地下街(中央区八重洲2)中央ゾーンのリニューアル工事が終わり、11月5日にグランドオープンを迎えた。
今回オープンしたのは、ファッションブランドや雑貨ショップ、喫茶など、新規8店、リニューアル9店の全17店。今年8月に続くリニューアル第2弾となり、全体で約60坪の同ゾーンの改装が完了する。
新たにオープンするのは、イトキン(渋谷区)が展開する婦人服ブランド「オフオン」の新ライン「オフオンパレット」の1号店、同地下街初のジュエリーショップとなる「カナル4℃」、手作りアクセサリーパーツ専門店「グランプレール」のほか、「シェトワ」「トッコ」「ラティス」「リーベ ニーナス」「ルートートギャラリー」など。通行量が最も多いメイン・アベニュー沿いに出店し、20代OLをターゲットとしたファッションアイテムのゾーニングを強化する。
同地下街広報の小澤知子さんは「クラス感がありながらも、自分使いでの購入や、プレゼントしやすい価格帯のカナル4℃のジュエリーは、これからのクリスマスシーズンにぴったり。ビーズやパーツが手に入るグランプレールは、立地的にOLさんのみならず東京駅利用の旅行者も取り込んでいけるのでは」と期待を寄せる。
リニューアルに合わせて、同地下街全体の通路名を変更。従来、「ローズロード」「レモンロード」などの名称を使用してきたが、地上の通り名に合わせ、「八重洲地下1番通り」「外堀地下1番通り」などの名称を使い、分かりやすくする。さらに、メイン・アベニュー沿いには計15画面のデジタルサイネージを導入。内14面は50インチ、案内所横には94インチのマルチディスプレー1面を設置し、通行客への情報発信を強化する。
営業時間は、物販・サービス=10時~20時、レストラン=11時~22時、喫茶軽食=8時~21時(一部店舗除く)。今月23日までは、5つの通路沿いの店舗利用で1万円の利用券が抽選で当たるストリートラリー、協賛49店舗のクーポンキャンペーンを実施している。