日本橋で3月26日、和服で街歩きを楽しむウオーキングイベント「日本橋きのまま着物の会」が行われた。
昨年1月にスタートし、今回で10回目を迎える同イベント。海外からの観光客や留学生など女性12人男性7人が羽織袴(はかま)や和服姿で参加し、桜がほころび始めた日本橋の街歩きを楽しんだ。
集合場所の同会事務局(中央区日本橋小網町1、TEL 080-9552-2117)で、ボランティアスタッフによる着付けを済ませた一行は、創業153年の老舗、割烹「日本橋 とよだ」で腹ごしらえ。春の桜祭りでにぎわう福徳神社を参拝し、日本橋中央の麒麟(きりん)像や、付近では唯一満開となった南詰交番前のしだれ桜の下で記念写真を撮影した。撮影の後は縁結びで知られる西河岸地蔵寺にお参りし、日本橋八重洲さくら通りの街歩きを楽しんだ。
途中、偶然日本橋に来ていたテレビ局の取材を受けるなどのハプニングもあり、「思い出深い日本橋の休日になったのでは」と同会事務局長の尾崎弥生さん。「年齢・性別・国籍を超えて、着物で気ままに日本橋の散歩や食事を楽しむ街歩きの会。ほぼ毎月、第4土曜日に実施しているので気軽に参加してほしい」と話す。
参加料は1,500円~(着物レンタル付きで4,000円~)。次回は4月23日を予定。予約は電話で受け付ける。