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日本橋大伝馬町で「くされ市」 江戸から続く古市、地域住民が復活

近隣で働く会社員や古くからの住民、近隣のファミリー層などでにぎわう「くされ市」

近隣で働く会社員や古くからの住民、近隣のファミリー層などでにぎわう「くされ市」

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 日本橋大伝馬町えびす通りで5月29日、「日本橋くされ市」が開催される。主催は、べったら市地域振興会(中央区大伝馬町、TEL03-3661-3703)。

大伝馬町恵比寿通りを一部封鎖した「ブロックマーケット」として展開

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 「ガラクタなどを売買する市」との意味を持つ「くされ市」は、江戸中期から続く「べったら市」の前身として開かれていた市で、神仏への供え物を売る市がはじまりという。復活して3年目となる今回も、大伝馬町の恵比寿通りを一部封鎖した「ブロックマーケット」として展開。古くからの住民や、近隣のファミリー層など多くの見物客でにぎわう。

 出店は、日本橋を拠点に営業している店舗や企業、地域住民など。アート拠点「Creative Hub 131」(日本橋大伝馬町)やモロッコカフェ「ダリア」(同)、「鉄道居酒屋キハ」(日本橋堀留町)などの飲食店のほか、「日本橋パパの会」など約40組が参加する。昨年に引き続き、日本橋経済新聞もボランティア記者募集ブースで参加する。

 出店料は、物販ブース=3,000円、飲食ブース=5,000円(以上、1.8メートル四方)。

 「受け付けは21日で締め切るが、興味のある方は事務局まで問い合わせてほしい」と同会世話役の星和男さん。「くされ市が新旧住民の交流の場となり、街に賑(にぎ)わいが戻るきっかけとなれば」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~19時。

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