日本橋人形町の水天宮前交差点近くに7月21日、アンテナショップ「和歌山紀州館 東京日本橋店 いこら」が(中央区日本橋人形町2)がオープンした。運営は和歌山県商工会連合会。
「いこら」は和歌山弁で「行こう」の意味。2月まで八重洲で営業していた同名のアンテナ店を移転したもので、開放的な全面ガラス窓に紀州産の木材を張り巡らせた10坪のコンパクトな店内に県の特産品200アイテムを並べ、和歌山の地酒や梅酒が楽しめる立ち飲みコーナーも設けた。
場所を提供しているのは、6月まで同スペースで「T'S cafe」を経営していた建築家の立田一幸さん。「以前から地方創生に興味があり何か貢献できないかと考えていたが、和歌山とのご縁ができてアンテナショップの話が出てきたので、スペースをお貸しすることにした。プロモーションや内装も含めて協力している」と話す。
同連合会の東浦久隆さんは「和歌山の海の幸、山の幸。よりすぐりの梅酒や南高梅、金山寺味噌、しょうゆなど特産品をそろえた。人気の高い定番品と季節のお薦め品、テーマに合わせた厳選の企画商品をローテーションで販売していく。東京では手に入りにくい限定品もあるので、こまめにのぞいて和歌山を感じてほしい」とアピールする。
営業時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。