日本橋で2月4日、県のアンテナショップを巡るスタンプラリー「早春大江戸日本橋めぐり」が始まった。主催は日本橋に出店する福島、三重、島根、奈良、富山、長崎の各県アンテナショップ。
今年で2回目となる同イベント。昨年は約2300人の応募があったが、今回も応募の出だしは良好だという。参加者はスタンプカードを片手に日本橋を巡回、各館のスタンプを集め、備え付けの応募箱に投函(とうかん)する。6館のスタンプコンプリートで「6県特産品セット」や各県の特産品が48人に当たる。
参加店の一つ福島館「MIDETTE」では温泉とくだものの里「飯坂温泉」のプロモーションを展開中で、職員が「フ―テンの寅さん」に扮(ふん)して特産品のリンゴの試食を勧める一幕も。昨年6月にオープンした「日本橋とやま館」では、今年8月開館予定の「富山県美術館」の告知イベントを実施中(12日まで)。同美術館3階には日本橋の洋食の老舗「たいめいけん」が地方初出店するという。
先週、入館者200万人を達成した「奈良まほろば館」では200万人記念セールを実施中。「三重テラス」では「三重・石川・福井3県海女漁合同パネル」を展示し、12日には鈴木英啓知事と海女さんによる「海女トーク」(16時~、観覧無料)を予定する。
「各アンテナショップそれぞれ独自の特産品や、趣向を凝らしたイベントを用意しているので各館の特徴と違いを楽しんでほしい。相乗効果を期待して定期的なイベントに育てていければ」とコラボ企画を提案した三重テラスの板倉秀昭さん。「1時間足らずで6館回れるので、気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開館時間は各館によって異なる。今月28日まで。