バットマン風のコスチュームに身を包んで被災地支援を行う「BATTAMON(バッタモン)」が3月3日早朝、日本橋から「平成28年熊本地震」の被災地、大分、熊本へ旅立った。
プロミュージシャン、カーレーサーとして活動を続けながら代田橋でラーメン店を経営するジェイク稲垣さんは、バットマン好きが高じてバットマン風のコスプレをしてバットモービル風に改造した愛車1979年式ポンティアック・ファイアーバード・トランザムに乗り、被災地支援の募金活動を続けてきた。活動の中心は主に首都圏だが今回は全国行脚を思い立ち、店を休業して約3カ月間かけ、各地で募金活動を続けながら九州から東北の被災地を巡るという。
この日はキャットウーマン風の「にゃんこウーマン」、ロビン風の「フビン」も応援に駆け付けて、国道の起点「日本橋」北詰の「日本国道路元標」前からスタート。大分銀行や肥後銀行東京支店の行員の声援を受けながら、途中、葉山の森戸神社で道中の安全を祈願し、熊本地震発災の4月14日までの到着をめどに東海道、山陽道を経て大分・熊本を目指した。
「熊本地震からまだ1年足らずだが世間の関心は日ごとに薄れている。観光地も風評被害で客足が遠のいていると聞く」と稲垣さん。「この格好で注目を浴びながら募金活動を続け、被災地の名所旧跡を巡り、全国に大分、熊本の観光地の健在ぶりをアピールしたい」と意気込む。活動の様子はインスタグラム「conekuribattamon」とユーチューブ番組「コネクリバッタモン」で随時報告していくという。