日本橋タカシマヤ(中央区日本橋2、TEL 03-3211-4111)8階で3月8日、「デビュー50周年記念展 池田理代子―『ベルばら』とともに―」が始まった。
宝塚歌劇「ベルばら」歴代公演の写真・衣装など約200点以上を展示
池田さんは東京教育大学(現・筑波大学)在学中の1967(昭和42)年に「バラ屋敷の少女」で雑誌デビューし、1972(昭和48)年から集英社「週刊マーガレット」で「ベルサイユのばら」の連載を開始。1980(昭和55)年には「オルフェウスの窓」で日本漫画家協会優秀賞を受賞。1995年に47歳で東京音楽大学声楽家に入学し、卒業後はオペラ歌手として舞台に立つほか、オペラの演出も手がけ、2009年にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章(シュバリエ)を授与された。
本展では、革命期のフランスを舞台に、王妃マリー・アントワネットや男装の麗人オスカル・フランソワらの運命を描いた漫画「ベルばら」をはじめ、歴史ロマンを題材にした「女帝エカテリーナ」「オルフェウスの窓」などの原画、宝塚歌劇「ベルばら」歴代公演の写真・衣装など約200点以上を展示するほか。40年ぶりの「ベルばら」シリーズの新作として話題になった「エピソード編」も特別公開する。
11日13時には、図録サイン会(先着50人、当日9時30分から整理券配布)を開催するほか、会期中、展示会場にフルレングスドレス(足首が隠れる丈のワンピース、和服除く)を着用した来場者に本展限定グッズをプレゼントする「ドレスコード キャンペーン」も行う。
開館時間は10時30分~19時30分(最終日は18時まで)。入場料は、一般=800円、大学・高校生=600円、中学生以下無料。今月20日まで。