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日本橋で「マイ扇子」作り講座 書家と老舗扇子店がコラボ

扇子の歴史と魅力を語る1590年創業の「伊場仙」14代目当主・吉田誠男さん

扇子の歴史と魅力を語る1590年創業の「伊場仙」14代目当主・吉田誠男さん

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 日本橋の老舗扇子店「伊場仙」7階(中央区日本橋小舟町4)で4月1日、「世界にひとつだけのマイ扇子講座」が開催される。主催は同店と「cacotto(カコット)」(武蔵野市)を主宰する書家・葵雋卿(あおいしゅんけい)さん。

書家・葵雋卿(あおいしゅんけい)さんの作品「雪月花」

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 「cacotto」は「書を気軽に楽しむ」をコンセプトに、日本酒を飲みながら書に親しむ「酔書会」などのユニークな企画で人気を集めている書道教室。30代から60代まで、今まで書になじみのなかったという幅広い世代の男女が受講している。

 同店が運営する「まちかど展示館」で昨年開催した書展をきっかけに企画したという「マイ扇子講座」は、伊場仙14代目当主・吉田誠男さんの歴史やうんちくなど扇子にまつわる話を聞いた後、国内外で活躍する書家・神野奈津子さんと葵さんの指導で「オリジナル扇子」を製作する。

 「堅苦しくなく、和気あいあいとした会になれば」と葵さん。「書をしたためた扇型の紙を職人が1本ずつ丁寧に仕立て、1カ月後に完成する。仕上がりを待つ時間も楽しんでもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は14時~16時30分。参加費は5,000円。定員は40人。参加申し込みは、電話(TEL 090-4429-7900)とフェイスブックページ「日本橋伊場仙の扇子作りワークショップ」で受け付ける。

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