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丸の内KITTE、来場者1億人突破 地域の名品と東京駅つなぐ

1931(昭和6)年に完成した東京中央郵便局舎を一部保存・再生した「JPタワー」

1931(昭和6)年に完成した東京中央郵便局舎を一部保存・再生した「JPタワー」

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 JR東京駅丸の内南口の商業施設「KITTE(キッテ)」(千代田区丸の内2)が5月1日、来場者1億人を突破した。

6階の屋上庭園デッキからJR東京駅丸の内駅舎を一望

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 日本郵便が運営する初の商業施設として、2013年に東京中央郵便局が入るJPタワーの地下1階~地上6階にオープンした同施設。設計は建築家の隈研吾さん。

 施設内には、全国の特産品をそろえる専門店をはじめ、老舗の飲食店、日本のものづくりへのこだわりと美意識を感じさせるショップなど約100店舗が軒を連ねる。

 同施設ではオープン7年後の目標として、来場者1億人を掲げていたが、3年前倒しというスピード達成となった。

 現在、東京大学総合研究博物館と共同運営する学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」や、地下1階の「東京シティアイ」で行われる各地の物産イベントも好評で、丸の内の人気スポットとなっている。

 同施設を運営する日本郵便不動産部担当者は「KITTEの運営には日本郵便が長い歴史の中で大切にしてきた『人と人をつなぎ、心と心をつなぐ』思いが込められている。今後は日本のものづくりへのこだわりや、古きよき物、新しい物と来場者との出会いをつなぐ場をとして、街や地域の暮らしに貢献する商業施設を目指したい」と話す。

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