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日本橋で浴衣集団街歩き 「着物が似合う街」目指し、料飲組合青年部ら主催

浴衣姿で街歩き

浴衣姿で街歩き

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 日本橋室周辺で7月9日、浴衣姿で街歩きを楽しむ「浴衣で日本橋の街歩き2017」が行われた。主催は「日本橋三三四(みよし)会」。

日本橋三越本店の中央ホール「天女(まごころ)像」前で集合写真

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 同会が推進する「和服で日本橋の名物風景をつくろう!」プロジェクトの一環で、7月7日の「浴衣の日」の週末に日本橋の主要スポットを街歩きし、写真撮影を行いながら日本橋の新たな「名物風景」をつくるという初めての取り組み。

 江戸時代から呉服の街として栄えた日本橋ブランドを取り戻そうと、2015年から7月に同会メンバーの店主自ら、三越本店(中央区日本橋室町2)の本館中央ホールで「ゆかたファッションショー」を行ってきた。今年は初めて「外」に飛び出し、浴衣を着て街を練り歩くことで「着物が似合う街・日本橋」を身近に感じてもらうことを狙った。

 「日本橋三四四会」は日本橋の料飲食店組合の青年部で日本橋の伝統を引き継ぐ若手経営者の集まり。創立は1959(昭和34)年4月で会員数は現在約60人。その顔触れは江戸から続く老舗から創業したての店までさまざまだという。料理作りに励むことで日本橋の味を守り会員間の交流を深めながら、「日本橋まつり」など地域イベントへの出店や、地元の子ども向け料理教室を開くなど、地域に密着した活動を続けている。

 街歩きのスタート地点となった福徳神社に、同会メンバーとその家族や近隣で働く会社員など約90人が自慢の浴衣に身を包んで集合。金魚大ちょうちんが並ぶ日本橋仲通りを練り歩き、三越本館中央ホールで記念撮影し、炎天下の中、日本橋を渡り到着地点の滝の広場で最後の集合写真を撮った。

 休日の午後、浴衣姿の集団の突然の出現に道ゆく通行客は振り返り、「何かのロケですか?」と聞く姿も。街歩き参加者は、日本橋三越の「天女(まごころ)像」や日本橋の「麒麟(きりん)像」をバックに互いにスマホを向け合い、「名物風景」撮影に余念がなかった。

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