日本橋室町に8月18日、ご当地割烹(かっぽう)「室町 美はま」(中央区日本橋室町1、TEL 03-6262-7227)が開店した。運営はファンファンクション(中央区日本橋兜町16)。
ご当地酒場「北海道八雲町」やカキ酒場「北海道厚岸」など、地方自治体とのコラボで日本橋を中心に都内約20店舗を展開する同社初の割烹業態。室町の路地裏に立つ2階建て10坪の店舗は、三井不動産が日本橋室町本町エリアで展開する低層型商業施設シリーズ「ムロホンビル2」を利用する。席数は約30席で、1階は和風カウンターとテーブル席、2階は民芸調の小部屋3室で構成し、間仕切りを取ると20席の宴会場となる。
同社代表の合掌智宏さんは「今回は初めての割烹。使用する食材も原価率にとらわれずに、総料理長が全国から最高の素材を集めた。ホテル出身の若おかみを配置し、接客サービスにも万全を期している」と話す。
食材は合掌さんの出身地でもある福井県の恒温恒湿熟成魚「美浜熟成魚」や「美浜塩熟鰤(ぶり)」、穴子などを中心に、全国から取り寄せた厳選素材で構成。一品料理とコース料理を用意し、月替わりの「おまかせコース」(5,000円)と会席料理(8,000~1万円)は14~17品を提供する。
「コース料理は多くの種類の料理が少しずつ楽しめる『一口多皿料理』スタイルを考案した」と合掌さん。「2階は完全個室で2人から利用可能。しっかりとした食事や接待の場としても、2軒目の店としても対応できる使い勝手の良い店を目指したので、気軽に利用してほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は17時~23時30分。日曜・祝日定休。