京橋の複合商業施設「京橋エドグラン」(中央区京橋2)で11月21日、開業1周年イベントが始まった。主催は日本土地建物。
昨年11月25日の開業以来、京橋地区の新しいランドマークとして近隣住民やオフィスワーカー親しまれてきた同施設。音楽イベントの定期開催や、多様な講座をそろえる「京橋縁カレッジ」、今年9月には長い間開催されていなかった京橋2丁目町会の盆踊りを半世紀ぶりに復活するなど、独自のタウンマネジメントで年間来場者目標400万人を上回る450万人を動員してきた。
10月の「平成29年度土地活用モデル大賞」では最高賞の「国土交通大臣賞」を受賞するなど、八重洲・京橋エリアの集客機能の中心的役割を果たしている。東京メトロによると京橋駅の乗降客数は同施設開業前に比べて約30%増加しているという。
オープニングイベントには京橋生まれで京橋エドグランアンバサダーを務める玩具コレクターの北原照久さんとジャスシンガーのマリーンさんが駆け付け、京橋中央ひろばに設置した12メートルの「クリスマスツリー」点灯のカウントダウンを行った。マリーンさんは北原さんお気に入りのスタンダード曲「すてきなあなた」などのジャズナンバーを披露した。
12月1日までの期間中、施設内では1周年記念セールを行うほか、地下1階大階段では11 月22 日から11 月25 日まで「京橋エドグランLive Crossing」として音楽ライブを連日開催する。