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日本橋で点描アーティスト菊川天照さん初の個展 干支の動物など点で表現

制作期間3カ月という大作「虚象」の前で、独自の世界観を語る菊川天照さん

制作期間3カ月という大作「虚象」の前で、独自の世界観を語る菊川天照さん

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 日本橋大伝馬町のアートギャラリー「REIJINSHA GALLERY」で12月7日、「菊川天照展」が始まった。

象や虎、タコ、十二支の動物などユニークにデフォルメした点描作品

 象や虎、タコ、十二支の動物などユニークにデフォルメした生物を細密な点で描く菊川天照さん。東京学芸大学に通う22歳で、第5回SOJOビエンナーレ2013審査員特別賞受賞や第18回雪梁舎フィレンツェ賞展など多くの実績を残してきた。初の個展となる今回は、新作も含めた27作品を展示する。

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 作品は全て点描で描かれており、一つの作品に3、4日は集中するという。大作の「虚象」は3カ月の歳月を費やした。「ある程度、完成形をイメージしているが、点描は外枠(アウトライン)から描くのでなく、動物の頭頂部から一気に描き上げる。一つ一つ点を打ち、何もない画面から徐々に広がっていく感じが好き。点を打つ作業に没頭しながら次第にわくわく感が増幅していく」と菊川さん。「油の研究室だが、あえて油絵具を使わず、人が使わないマッキーを利用することもある。ペンの便利さがちょうどいい」とも。

 同ギャラリーの岡田恵さんは「最初、彼の絵を見た時には、そのインパクトに驚いた。『病的なまでの集中力』が描く独自の世界は唯一無二のもの。まだ22歳、これからの進化が楽しみ」と笑顔を見せる。

 営業時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。日曜・月曜・祝日定休。今月21日まで。

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