東日本大震災・熊本地震復興支援のチャリティーイベント「ライティングオブジェ2018」が東京駅丸の内駅舎近くの「東京ビルTOKIAガレリア」や「KITTE」などで行われている。
さまざまな分野で活躍するアーティスト160人が参加し「光の作品」を展示
「地球環境と子どもたちの未来に向けた平和のメッセージを伝える光のアートイベント」として、日比野克彦さんや石井竜也さんなど11人のアーティストやボランティアによって2006年に手作りで始められた同イベント。13回目を迎える今回は熊本出身の俳優、高良健吾さんや歌手の水前寺清子さんなど、さまざまな分野で活躍する160人のアーティストやクリエーターが参加し、それぞれの思いを込めた「光の作品」を展示する。
2011年以降は東日本大震災復興支援を呼び掛け、2016年以降は熊本地震復興支援もテーマに加え、薄れがちな支援意識を刺激するように首都圏や被災地などで積極的な活動を継続してきた。
出展された「光の作品」はアーティストから寄贈された「アーティストグッズ」と共にチャリティーオークションで販売し、収益金は被災地の復興支援や地球環境、子どもたちの未来への支援活動団体に寄付する。
主催者で熊本出身の空間演出デザイナー、仁木洋子さんは「多くの方々の支援のおかげで13回目を迎えた。アーティストに加えボランティアスタッフ、オークション参加の皆さまそれぞれが、できる範囲の中でご協力いただき、いろんな縁が広がっている。これからもアーティストが中心となったチャリティー活動を継続していきたい」と話していた。
12月22日にはボサノバシンガーの原久美さん(12時~)やピアニスト新井秀仁さんとサクソフォニストのコンサート(14時~、16時~)も予定。仁木さんの「弟分」という「くまもん」も応援に駆け付ける(13時、15時)。
展示時間は9時~22時。入場無料。今月24日まで。