日本橋・神田エリアの中央通り沿いで3月12日、「江戸古町祭り(えどこちょうまつり)」が開催される。東京都商店街振興組合連合会と同祭り実行委員会が主催し、中央区と千代田区が後援する。
両エリアは江戸幕府における最初の城下町で、「江戸古町」と称された町人文化発祥の地。世界一の町ともいわれた江戸の活気を現代の東京によみがえらせ、商店街の活性化と伝統文化の啓発を図る。両エリアが共同でイベントを開催するのは初めての試み。
当日は17時30分から、中央通りを神田駅高架下から日本橋北側交差点まで車両通行規制し、祭り空間として開放。ビルの壁面などに超高輝度プロジェクターでさまざまな動画を投影する最新デジタル技術「プロジェクションマッピング」を用い、今川橋交差点にある2つのビルに浮世絵や火消しなど色あざやかな映像を映し出す。
その他、ちょうちんによるイルミネーションや江戸時代の生活風景を描いたのぼり旗による装飾、江戸の町を再現したにぎわい屋台などで、通りにかつての江戸古町を再現する。