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三重テラスでトークイベント 日本橋で繁栄した伊勢商人の謎に迫る

開設12周年を迎える三重県の情報発信拠点「三重テラス」

開設12周年を迎える三重県の情報発信拠点「三重テラス」

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 トークイベント「『日本橋と三重』~江戸城下町初期の歴史から紐解く~」が9月20日、「三重テラス」(中央区日本橋室町2、TEL 03-5542-1035)2階コミュニティースペースで開催される。

オープニングトークのテーマは日本橋と伊勢商人 

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 三重県の情報発信拠点「三重テラス」の開設12周年記念感謝祭のオープニング企画として行う同イベント。当日は、「本居宣長記念館」(三重県松阪市)名誉館長の吉田悦之さんと、中央区立常盤小学校内別館で「日本橋歴史アーカイブス」を企画・運営する新野圭二郎さんが登壇する。

 イベントは2部構成。冒頭では新野さんが「日本橋歴史アーカイブス」の活動紹介を交えながら日本橋の歴史を解説。その後、吉田さんとともに、日本橋と伊勢商人を中心に三重ゆかりの地や人物を取り上げ、両地域のつながりを深掘りする対談を行う。

 NHKで現在放送中の大河ドラマ「べらぼう」の舞台として注目を集める日本橋は、江戸時代初期から人・モノ・情報が集積する日本の中心地として発展してきた。江戸のことわざ「江戸に多きもの 伊勢屋、稲荷に犬の糞」が示すように、当時の日本橋では三重県伊勢出身の商人が近江出身者と並んで大きな存在感を放っていた。今回の対談では、伊勢商人がなぜ江戸で活躍できたのか、その背景を探る。

 新野さんは「江戸のまちづくりや経済を支えた伊勢商人の活躍を、地域の歴史資料を踏まえてお伝えしたい」と意気込む。

 開催時間は13時~15時(12時30分開場)。参加無料。定員は先着50人。事前申込制。三重テラス公式サイトで受け付ける。

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