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日本橋高島屋で「ショコラの祭典」開幕 代替新素材や体験型サロンなど多彩に

あめとチョコレートでオリジナルデザート「100%Cacao」の制作を実演する、麻布台ヒルズ「Dining33」(港区)のシェフパティシエ浅井拓也さん

あめとチョコレートでオリジナルデザート「100%Cacao」の制作を実演する、麻布台ヒルズ「Dining33」(港区)のシェフパティシエ浅井拓也さん

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 高島屋日本橋店(中央区日本橋2)で1月21日、バレンタインデーイベント「アムール デセール サロン」が始まった。

国内外から選んだチョコレートを一堂に

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 高島屋グループが展開する「アムール・デュ・ショコラ2026」の一環。同社バイヤーが年に一度、国内外から選んだチョコレートを一堂に集めた同イベント。2026年は、店頭で100品以上、オンラインストアで400品以上を取りそろえる。

 会場には、日本初上陸という希少な「海外ブランドショコラ」や、人気ブランドによる「お菓子系スイーツ」、定番のマリアージュ「かんきつ×ショコラ」のほか、個包装で1個から販売する「プチプラショコラ」が並ぶ。代替チョコレートの新素材「アノザ M」を使って国内トップショコラティエが手がけた「カカオレス・スイーツ」などもそろえる。

 業務用チョコレートを製造する不二製油(大阪市)は、世界的なカカオ豆の供給不安が続く中、独自の分析データを活用し、キャロブ(イナゴマメ)やエンドウマメを主原料とした、新素材「アノザ M」を開発。チョコレート開発部の石渡暁之さんによると、2025年の発表以来、「『アノザ』が、カカオ危機における『もう一つ(another)』の選択肢」として大きな注目を集めているという。

 今回初の取り組みとして、ショコラティエと髙島屋によるコラボレーション商品の一般販売も行う。昨年完成したという同商品は、5月に開催された「EXPO 2025 大阪・関西万博」のシグネチャーパビリオンなどで紹介され評判を呼んだ。石渡さんは「チョコレートと遜色ない味を多くの皆さんに体験してほしい」と自信を見せる。

 「カカオレス・スイーツ」のコラボ商品は、「Maison Chaudun(メゾン ショーダン)」のブランドを代表する「パヴェ」を「アノザMの」コーヒーの風味を生かして表現した「パヴェ ド ポシビリテ」(2,160円)、「MONT ST. CLAIR(モンサンクレール)」は、サクサク食感に仕上げたミルクティー味のフィヤンティーヌ「ブレットミルクティー」(2,400円)、「Toshi Yoroizuka(トシ・ヨロイヅカ)」は、コーヒー風味とナッツ感に合うプラリネとバニラを使った2種のトリュフ「アノザ ヴァニーユ&ジャンドゥーヤ」(2,800円)など。

 フランスのトップクラスショコラティエによる人気商品「スペシャルコラボレーションBOX FRANCE」(6個入り=3,564円)の2026年版は、「ジャック・ジュナン」「ファブリス・ジロット」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「ヴァンサン・ゲレル」「ジュリアン・デシュノ」などバイヤー一推しの6ブランドを詰め合わせた。

 「お菓子系スイーツ」では、定番のミルクとダークに期間限定のルビーとピスタチオを加えた「WITTAMER(ヴィタメール)」の「マカダミア・ショコラ・アソート」(Mサイズ=2,484円)、「CRIOLLO(クリオロ)」の「ディスカバリー・ショコラ」(3,200円)などを用意。

 「かんきつ×ショコラ」は、バスク地方の老舗パティスリー「La Pena Dulce(ラ ペーニャ ドゥルセ)」の「オレンジスライスアソート」(4,104円)、「PIERRE HERME PARIS(ピエール・エルメ・パリ)」の2種のショコラのオランジェット「アソリュティマン オランジェット」(3,132円)などを用意する。

 「プチプラショコラ」は、「JAPAN JUICE(ジャパンジュース)」が30種の国産かんきつを使ったオランジェット(各459円)、「RICHART(リシャール)」の「チョコレートバー」(各1,801円)など。

 日本橋店でのみ開催するイートインイベント「アムール デセール サロン」では、国内外トップクラスのパティシエが実演を行う。

 麻布台ヒルズ「Dining33」(港区)のシェフパティシエ浅井拓也さんが手がけるデザート「100%Cacao(ソンポーンカカオ)」(4,000円)は、カカオ豆を模した繊細なあめ細工を割ると、中からシャンティショコラや青森産カシスのコンポート、チョコレートのソルベが現れる。周囲を彩る小枝や葉もすべてチョコレートで表現した。

 浅井さんは「実は、あめとチョコレートの組み合わせは珍しい。ライブでデザートを出すという依頼からアイデアが浮かんだ。味、食感、温度差と繊細なあめ細工の変化の連続を楽しめるのは足を運んでこそ」と来場を呼びかける。

 イートインイベントは1月21日~2月1日。入場予約はオンラインと当日会場で受け付ける。

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