和菓子店「御菓子司 日本橋屋」日本橋本店(中央区日本橋室町1、TEL 03-3242-3030)が5月16日、リニューアルオープンした。
江戸の文化・歴史・伝統、季節の風情を表現した和菓子をテーマに、季節商品の「江戸歳時菓」、年間商品の「江戸銘菓撰」、大福やきんつば、だんごなど製造当日が賞味期限となる「朝生菓子」を展開する同店。主力商品は、こしあんをもち粉で包んだタイの形の焼きまんじゅう「天下鯛へい」(5個入り=683円)やつぶあんをよもぎ入りの生地で挟んだ「吾妻橋」(168円)、凍らせるとシャーベットにもなるモモの果肉ゼリー「江戸桃よ」(294円)など。
4月半ばから約1カ月の休業期間を経て再オープンした。今回の改装では店舗奥のエレベーターを撤去し、売り場を拡張。従来は贈答用中心の品ぞろえだったが、自宅で普段楽しめる商品やその場で食べられる商品を増やし、路面近くに朝生菓子の販売コーナーを設けた。「付近の再開発に伴って新しい客層も増えてきた。今回の改装を機に、さらに商品に力を入れていきたい」と店舗責任者の藤高康平さん。
リニューアルを記念し、16日は先着100人に「振る舞いぜんざい」を用意(14時~)、16日・17日には和菓子を詰め合わせた「福袋」(1,050円)を数量限定で販売する。そのほか、16日に店頭配布するチラシを持参した人に「天下鯛へい」を進呈(20日まで)。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。