東京メトロ水天宮前駅近くにあるレストラン「b-ZONE」(中央区日本橋浜町3、TEL 03-5623-2502)が地元で話題を呼んでいる。
昨年2月、併設するパーソナルトレーニング専門のジム「筋肉工房」と共にオープンした同店。ジムで行うダイエットプログラムの一環として、高タンパク・低糖質・低脂質の「ノンオイル・ローカーボ料理」を提供するが、ジム利用者以外も利用できる。店舗面積は20坪で、席数は31席。近隣のOLなど女性の利用が多いという。
体に良いと言われる旬の食材を中心に使い、季節ごとに変えるのが特徴。「制限された食材でもおいしさを追求」するため、飲食業界の経験を積んだ清水道(とおる)店長も自らジムのプログラムを体験、筋肉を残しながら2カ月で9キロ痩せるダイエットに挑みながらメニュー開発に取り組んだ。「食材が制限されるので、今までの経験と全く違うレシピ開発が面白い」と清水店長。鳥は胸肉、豚はヒレ肉、魚は赤身を使い、麺はコンニャク、だしは貝柱から取り、調味料は主にしょうゆや酢を使い、みそやマヨネーズは使わないなど、食材や調理法に徹底してこだわることで、「ローカロリーながら十分なボリュームを実現した」という。
主なメニューは「スパイシースープカレー」「初ガツオのお刺し身」「しらたきタンメン」「b-ZONEラーメン」(840円)、「おつまみチャーシュー」(525円)など。昼には数種類のおかずを少しずつとれる「ランチプレート」(単品=840円、玄米・十五穀米付き=945円、ドリンク付き=1,050円)を日替わりで提供。夜はアルコールも用意する。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=3,000円。
清水店長は「トレーニングジムとセットでPRしていきたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ティータイム=14時30分~17時、ディナー=17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。