東京シティエアターミナル近くに7月12日、「博多もつ鍋 たかしょう」(中央区日本橋箱崎町、TEL 03-3666-2632)がオープンした。経営はノーベル(中央区)。
店舗面積は14坪。席数は、掘りごたつ席とテーブル席を合わせて32席。店内は白テーブルに木目柄を基調としたシンプルなデザインで仕上げた。
看板メニューの「もつ鍋」は、しょうゆ味(1人前=1,200円)とみそ味(1人前=1,350円)の2種類。そのほか、「和牛タタキぽん酢」(990円)、熊本県産の「新鮮馬刺し」(1,800円)、福岡県から取り寄せた「博多のあぶり明太子」(790円)、「酢もつ」(500円)などの一品料理も。客単価は4,000円。
食材の多くは博多から取り寄せたものだが、味付けには同店ならではのこだわりも。今回の出店に向け、「博多のもつ鍋を徹底的に研究した」と橋本博子店長。本場博多のオーソドックスな味付けのしょうゆ味に対し、みそ味は、試行錯誤の末、橋本さんの出身地である京都の西京みそを使用することに決めたという。塩分が低い西京みその特長を生かし、同店ならではの味付けに仕上がっている。
「博多でもつ鍋といえば、まず間違いなくしょうゆ味だが、東京では先入観がないためか、みそ味を選ぶ人が多い」と同社の野部(のべ)真宏社長。「鍋料理は冬が本番だが、もつ鍋だけは例外的に夏でも人気。コラーゲン豊富なモツをたくさん食べて、今年の暑い夏を乗り切ってほしい」とも。
営業時間は17時~23時。日曜定休。