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ぺんてる本社で「なんでも鑑定団」認定のお宝展示-自社画材で巨匠が制作

20世紀を代表する国内外の画家の作品60点を展示

20世紀を代表する国内外の画家の作品60点を展示

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 文具メーカー「ぺんてる」の本社ビル(中央区日本橋小網町7)1階で8月22日、「堀江幸夫 生誕100年 現代大家作品展」が始まった。

「2,000万円」と鑑定された巨匠の作品も

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 昭和30年代の同社設立当時、創業者・堀江幸夫が、自社の画材の良さを世の中にPRすることを目的に、国内外の「巨匠」アーティストに同社製のクレヨンやパス、絵の具を提供し、制作を依頼したという絵画60点を展示する同展。フランス・キュビズムの代表的画家ジョルジュ・ブラック、昭和の日本洋画界をけん引した林武、小絲源太郎、「裸の大将」として知られる山下清など多彩な画家の作品をそろえる。作品はいずれも、普段は社内の会議室や応接室などに展示されており、一般公開は今回が初めて。

 中には、7月に放送されたテレビ東京系「開運なんでも鑑定団」で「2,000万円」と鑑定された、フランスの巨匠フェルナン・レジェの作品も展示。大胆な線と鮮やかな色使いで構成された同作は、番組内で鑑定士の永井龍之介さんが「コレクターが買い集めたものではなく、自社の画材を使って描かれた点に価格以上の価値がある」と評価したという。

 開催時間は9時~17時(最終日は15時まで)。入場無料。今月27日まで。

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