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八重洲地下街に信州そば「おらが蕎麦」-リーズナブル業態に変更

煮込んだ牛肉をのせた冷たいそばを温かいだしにつけて食べる「牛肉そば」(580円)

煮込んだ牛肉をのせた冷たいそばを温かいだしにつけて食べる「牛肉そば」(580円)

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 八重洲地下街に信州そば店「おらが蕎麦(そば)」八重洲地下街南口店(中央区八重洲2、TEL 03-3272-0533)がオープンして1カ月が過ぎた。経営は「グルメ杵屋」(港区)。

「結月庵」が「おらが蕎麦」に業態変更

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 おらが蕎麦は同社が経営する日本そばチェーンの中で価格帯が最もリーズナブルな業態。同所では、これまで、より高級志向の創作そばチェーン「結月庵」を営業していたが、震災以降、売り上げが落ち込んだことから、業態を変えてリニューアルオープンした。

 店舗面積は40坪で、席数はカウンター15席を含み64席。店名は、小林一茶の俳句「信濃では月と仏とおらがそば」から採ったという。

 信州産のそば粉と輸入そば粉をブレンドし、自家製のめんを開発。カツオと昆布だしが利いた関西風のつゆで提供する。そばは1食分360グラム。注文から5分以内に提供するスピードも売りにし、ランチタイムは近隣に勤めるサラリーマンでにぎわうという。

 「一番人気」は煮込んだ牛肉をのせた冷たいそばを温かいだしにつけて食べる「牛肉そば」(580円、特盛り=850円)。そのほか、「ざるそば」(480円)、「冷やしきつねそば」(550円)、「かき揚げそば」(600円)、「にしんそば」(700円)などを取りそろえ、「生卵」(50円)や「ちくわ天」「きつねあげ」(以上100円)などのトッピングも用意する。「串揚げ」(各種、単品=110円、3種盛り=300円)や「空揚げ」(380円)、「枝豆」(180円)など、定番のおつまみも。客単価は、ランチ=600円、ディナー=1,800円。

 「売上は対前年比170%。オープン直後はこれほど多くのお客さまに来店いただけるとは予想していなかったので、正直驚いている」と同社関東中央事業部の小森正晴さん。「東京駅で成功すれば他県への出店が容易になる。大阪、名古屋、静岡、千葉、埼玉にしかまだ出店できていないが、将来的には全国展開したい」と意気込む。今後、本八幡と横浜に出店予定。

 営業時間は11時~22時30分(土曜・日曜・祝日は21時まで)。

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