日本橋に8月26日、イカ料理をメーンとした居酒屋「日本橋イカセンター」（中央区日本橋本町3、TEL 03-3527-9566）がオープンした。経営はスプラウトインベストメント（神奈川県川崎市）。

日本橋に都内5店目の「イカセンター」

　地魚専門店「魚ばか」など魚介系メニューをメーンとした業態を展開する同社。「イカセンター」業態は、同店が新宿、神楽坂、渋谷に続く5店舗目。
　店舗面積は33坪で、席数はテーブル、カウンター席のほか小上がりの半個室を合わせて60席。「海のそばでないと食べられないような活イカと活魚を毎日通える価格で提供」することをコンセプトに、カウンター付近の壁面には各漁港で撮影された写真をディスプレーし、エントランス付近には生きたイカや魚が泳ぐ水槽を設置した。

　その日の水揚げや仕入れ状況により、一品料理や使用する食材が変わるため、橋本静毅店長が毎日メニューを書く。「おすすめ」は、朝獲れの刺し身を盛り合わせた「鬼盛」（3～4人前＝2,500円）、「活イカ姿造り」（2,900円）、「地キンメダイの姿煮付け」（1,980円）、「イカ天ぷら」（900円）、「イカ屋の塩辛」（300円）など。

　ドリンクメニューは、生ビールやグラスワイン、梅酒（以上500円）、地酒、焼酎（以上500円～）、サワー（380円）、カクテル（550円～）などを取りそろえる。客単価は4,000円。

　「日本橋は東京のど真ん中でもあり、老舗が立ち並ぶ本物志向の街。銀行や証券会社などにお勤めの方や年配のお客さまが多い。イカセンターとして5店舗目であっても、新しい一歩を踏み出す心境」と橋本店長。「チェーン店の一つとしてではなく、日本橋店にいらっしゃるお客さまに喜んでもらえる本物を提供する店でありたい」とも。

　営業時間は17時30分～23時30分（祝日は22時30分まで）。日曜定休。