日本橋のギャラリー「SATOSHI KOYAMA GALLERY」(中央区日本橋本町3)で10月26日、現役作家から学ぶ写真講座が始まった。
日本橋のギャラリーで現役作家から学ぶ写真講座、第1回のテーマは「カメラの歴史」
受講者がプロの写真家になったつもりで、実際に個展を開催するまでの流れを一通り体験できる同講座。全8回の講座を通じて写真撮影のノウハウを学ぶほか、展覧会の企画や運営までの流れを体験することができる。
講師は現役写真作家で、多摩美術大学で教員としても活躍する勝又邦彦さんが務める。「時間」「光」「場所」などをテーマとした勝又さんの作品は、東京国立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館など国内外の主要なコレクションに収蔵されている。
第1回のテーマは「カメラの歴史」。会社員から自営業、学生まで幅広い層が受講し、勝又さん所有の珍しいカメラを実際に手に取りながらレクチャーを受けた。
「専門学校のようにプロ志向で高額でもなく、カルチャースクールほどゆるやかでもない、気軽に現代アートを体験できる講座を目指した」と同ギャラリー代表の小山聰さん。優秀者には、同ギャラリーで個展を開くチャンスもあるという。
受講料は各回3,000円で、定員は25人。次回以降の開催は、11月3日・9日・23日、12月4日・18日、1月12日・26日。開講時間は、水曜=19時~21時、日曜・祝日=13時~16時。