八重洲で子育てカウンセリング-メンタルヘルス関連会社が新サービス

ピースマインドのエントランス

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 メンタルヘルス関連サービスを提供するピースマインド(中央区八重洲2)は7月26日、子育て応援サービス「ソレイユ」を開始する。同社が行っている通常のカウンセリングサービスで子育ての悩みを相談するケースも多いことから取り組みを決めた。

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 企画担当者は、自身も子育て中の樋口千壽さん。サービス内容は、樋口さん自身が親の立場から知りたいと思う情報を中心に、臨床心理士が参加して開発した。

 「核家族化や近所付き合いの希薄化で子育てへの不安を気軽に話せる場が少ない、子育てに関する情報が自然と入ってこないという現状がある」と樋口さん。「子育て中の親は、妻・嫁・母・女性・社会人(夫・婿・父・男性・社会人)と多くの顔・役割を持っている。そのために起こるさまざまな問題を心理面から専門的にサポートしたい」と話す。

 同サービスでは、専門の心理カウンセラーによる情報提供と参加者同士の交流を通じ、子育てのヒントを得ることを目指すワークショップセミナー「ソレイユサロン」を定期的に開催。毎回異なるテーマを設け、子どもと一緒に参加することもできる。

 「脳の発達に関連した遊び方」をテーマに行う第1回は、6カ月~3歳くらいの子どもを育てている人を対象とし、臨床心理士が子どもの発達段階に合わせた遊びの目的を解説するほか、どの時期にどんなおもちゃを与えればよいかなどの情報を提供する。第2回は「ベビーサインと子どもとのコミュニケーション」をテーマに行う。

 開催日時は、第1回=7月26日10時30分~12時(1,000円、ソレイユメンバーズクラブ会員は無料)、第2回=8月19日10時~12時(3,000円、同会員は1,000円)。第3回以降は月1回程度の開催を予定する。定員は親子8組で、事前申し込み制。

 子育てや家族、人間関係に関する悩みを電話でカウンセラーに相談できるほか、対面カウンセリングやセミナー参加費の優待などが受けられる会員制有料サービス「ソレイユメンバーズクラブ」も立ち上げる。母親だけでなく、妊娠中から20歳までの子どもを育てる親、祖父母であれば利用できる。年会費は1万500円。

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