日本橋三井タワー(中央区日本橋室町2)1階アトリウムで1月17日、「日本橋かるた」の原画展が始まる。主催は日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会(事務局=日本橋2)。
日本橋かるたは、日本橋エリアの歴史、名所・旧跡、文化人などをテーマに制作された郷土かるた。読み句は一般公募で選ばれ、絵札は浮世絵師の6代目歌川国政さんが描いた。
同展では、日本橋の名所や美人画、江戸の風物を描いた絵札など同かるたの原画全47点を公開する。会期中、同かるたも販売。制作を担当した「奥野かるた店」(千代田区)の協力で、各地の郷土かるたなどの展示も行う。
「歌川一門は江戸時代から日本橋と縁が深い。歌川さんの繊細な表現を、ぜひ多くの方に原画で見ていただきたい」と同委員会運営委員の工藤哲夫さん。今月21日には、日本橋エリアの小学生が参加する「日本橋かるた大会」も開催予定。
開催時間は11時~20時。今月29日まで。