今秋リニューアルオープンする東京ステーションホテル内に開設されるフィットネスクラブ「Fitness & SPA at The Tokyo Station Hotel」(TEL 03-5220-1111)が8月1日、会員受け付けを始めた。
同ホテルは東京駅開業の翌年にヨーロッパスタイルのホテルとして開業。川端康成や松本清張が滞在して執筆活動を行い、江戸川乱歩「怪人二十一面相」の舞台となるなど、約100年の歴史を誇る。丸の内駅舎の復元工事のため、現在、営業を休止しているが、10月3日に再開業を予定する。
フィットネスクラブの経営はJR東日本スポーツ(豊島区)。同社の会員制都心型プレミアムフィットネスブランド「Fitness Lounge The JEXER TOKYO」として展開する。最新のストレングスマシンや有酸素マシン、ランニングマシン、ストレッチマシン、フリーウエートなどのほか、酸素カプセルやゴルフマシンを設置。専門トレーナーによるパーソナルトレーニングも。施設面積は120平メートル。
「伝統ある東京ステーションホテルから、新しいかたちのフィットネスクラブを発信する」と同社マネジャーの唐津大輔さん
平日の営業時間は7時~23時。トレーニングウエアやシューズの無料レンタルサービスも用意し、宿泊客や丸の内エリアのビジネスパーソンの需要を見込む。入会金は1万500円。月会費は、スタンダードメンバー=2万1,000円、プレミアムメンバー=3万1,500円。同ホテル宿泊客は1,000円で利用できる。会員募集は電話で受け付ける。受付時間は10時~18時。
スパは「ソシエ・ワールド」(渋谷区)が運営。タラソテラピーを中心としたトリートメントを提供する。