日本橋高島屋(中央区日本橋2)は9月、シニアを対象とした「シャインエイジ講座」の定期開催を始めた。
「人生のネクストステージの充実」をテーマに、さまざまな趣味を掘り下げる
「人生のネクストステージの充実」をテーマに、さまざまな趣味を掘り下げた同講座。同店は、会社帰りのOL向けの「なでしこ講座」を開いて好評を得ており、同講座はシニアをターゲットに百貨店の利用機会拡大と関連商品の購入を促進する。
各回、協賛企業が付き、企画をバックアップ。初回はNTTドコモによる「タブレット入門講座」、2回目となる10月29日には、ライカカメラジャパン(千代田区)による「はじめてのライカ講座」を開催し、50代~80代の男女が参加した。
ライカ講座では、プロカメラマンの斎藤巧一郎さんが講師を務め、参加者全員がライカ製のデジタルカメラ「ライカD-lux5」を使って撮影にチャレンジ。参加者にはカメラ初心者やフィルムカメラの所有者が多かったが、デジタルカメラの取り扱い方法や撮影時の明るさの調整、色、形を美しく撮るコツなど基礎からカメラの性能を引き出す撮影技術まで、幅広く楽しみ方を学んだ。「フィルムとデジカメで構造は変わらないが、デジカメにはホワイトバランスがあるのが特徴。光源に合わせて撮影するのがコツ」と齋藤さん。
次回は、11月20日に「クルーズマスターに学ぶ!魅惑のクルーズ講座」を予定。日本に42人しかいないクルーズマスターの1人が講師を務め、クルーズの魅力や寄港地の魅力、船内での過ごし方、マナーや服装などについて講義する。参加費は1,000円(飲み物・土産付き)。午前と午後の2回開催し、定員は各回30人。