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日本橋川で橋と音楽を楽しむイベント-船上で聴く超小型パイプオルガンの調べ

橋の下で演奏がこだまする

橋の下で演奏がこだまする

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 日本橋川で4月20日、ボートで川を巡りながら橋と音楽を楽しむイベント「日本橋・名橋たちの音を聴く」が開催される。主催は、街を舞台にした音楽活動を行う「都市楽師プロジェクト」(神奈川県川崎市)。

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 400年の歴史がある江戸の運河、明治期の西洋化の流れを体現したルネサンス風の橋、高度成長期の高架高速道路など、日本が体験してきたそれぞれの時間の価値観がビジュアルに積層した景観を持つ日本橋川。2009年以来、毎年開催されている同イベントでは、日本橋船着き場から約30人乗りのボートに乗船し、常磐橋、一石橋、西河岸橋、日本橋、江戸橋などの下をくぐりながら、船上で生演奏を楽しむ。

 今回は、これまで毎回同乗してきた声楽家・辻康介さんと共に、鍵盤奏者の武久源造さんが乗船。1300年代後半の音楽家を描いた絵の中に伝わる超小型パイプオルガン「オルガネット」の演奏を披露する。併せて、青山学院大学教授でサウンドスケープ(音風景)研究家の鳥越けい子さんが、街並みやそれぞれの橋や川べりの特徴、船の上や橋の下で聴くことができる街の音について解説する。乗船時間は11時30分、14時、15時30分の3回。所要時間は各70分。

 参加費は3,500円。定員は各便30人。事前予約制。6月1日には、リコーダー奏者・太田光子さんによる「ルネサンス・リコーダーの音色で読み解く日本橋」を予定。

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