「芳町見番」(中央区日本橋人形町2、TEL 03-3666-5116)で5月26日、「芳町芸者衆とミニお座敷体験の会」が開催される。
芳町は、かつて278人の芸者と121店の料亭を抱える東京の一大花街として栄えたが、時代の流れとともに町並みは消え、現在では数人の芸者が花柳界の伝統を守るべく活動を続けるのみとなった。「花街として栄えた時代を知らない人たちにも、花柳界を知ってもらうきっかけになれば」と、現役の芸妓・久松さんが同イベントを企画した。
見番とは、料亭へ芸妓を派遣する手配や花代(料金)の支払いをする場所。同イベントは、敷居と料金が高いイメージがある料亭ではなく、見番で開くことで気軽な参加を呼び掛ける。芸妓の踊りとお座敷遊び、地方(じかた)による楽器演奏を楽しむことができ、料金は3,500円(ワンドリンク付き)。
開催時間は13時~と15時~。事前申し込み制。予約は、三松家(TEL 03-3666-7315)で受け付ける。。