ゴスペルグループ「アノインティッド・マス・クワイヤー」は、8月31日に日本橋公会堂(中央区日本橋蛎殻町1)のステージで歌う「ワークショップメンバー」を募集している。
ジャズシンガー綾戸智恵さんとの共演でも知られる同グループは、1999年に結成。東京・横浜・浜松・名古屋・大阪・高知・北陸の全国7拠点で活動を展開している。ワークショップは全国で年1、2回のペースで行うが、都内での開催は6年ぶりとなる。
ワークショップ参加者は、8月25日18時~(会場=赤坂区民センター)と同31日13時~(同=日本橋公会堂)の2回のレッスンを体験。その後、31日18時開演のライブコンサートに出演できる。レッスンでは、リーダーの河原美由紀さんなど所属する音楽スタッフが指導し、延べ150人がステージに立つ。
黒人霊歌を原型とするゴスペル音楽は、日本でも映画「天使にラブソングを」などの影響を受け、近年は、キリスト教徒でなくても歌うこと自体を楽しむ愛好家が増えている。「自分を全力で表現し、仲間とともに一つのサウンドを作っていくことがゴスペルの魅力」と同グループ広報の中島明さん。「その魅力をより多くの人に体験してもらうことがワークショップの狙い」とも。グループのメンバー募集は常時行っていないが、同ワークショップの参加者は、希望すれば入会を案内する。
応募条件は、高校生から39歳までの「歌が好きな人」。楽譜は読めなくても構わない。参加費は8,000円。ホームページで申し込みを受け付ける。