東京駅と周辺地域で10月8日~17日、東京駅創建当時の「復刻」をテーマにしたイベント「Tokyo Station City Festa 2010」が開催される。
丸の内地下北口改札内では、「東京ステーションシティフェスタ歴史展 ~丸の内駅舎保存・復原にむけて~」を開催。創建当時、駅舎を彩ったレンガや装飾品、駅を支えた基礎のくいなどを公開するほか、100年にわたる東京駅の歴史をまとめた写真や資料をパネル展示する。
中央通路「駅弁屋 旨囲門」では9日~11日、「第12回東日本縦断駅弁大会(秋)」を開催。東日本各地の有名駅弁のほか、今大会で初登場の新作駅弁、3日間限定駅弁、駅弁の歴史をたどる復刻駅弁など37社約100種類を販売。会場にはミス駅弁や地元民芸衣装の販売スタッフが登場する。営業時間は10時~21時(売り切れ次第終了)。
ホテルメトロポリタン丸の内の「Dining & Bar TENQOO」では東京ステーションホテル時代に考案されたスコッチウイスキー使用のカクテル「Get off a Train」(1,000円)、エキュート東京の「ニッコリーナ」では佐賀県の老舗メーカー友桝飲料が生産する昔懐かしいサイダーの復刻版「サイダー3本セット」(500円)、銘品館中央通路の「モロゾフ」では40年前を再現した「復刻カスタードプリン」(315円)など、各所で復刻をテーマとした商品を販売する。
併せて、JR東日本グループの鉄道会館(中央区八重洲2)は東京駅地下1階の駅ナカ施設グランスタで、「鉄道の日」(10月14日)にちなんだイベント「グランスタ鉄道の日フェア」を開催。
期間中、13店が鉄道をイメージする商品を販売。老舗果物店運営のスイーツショップ「果山」は5種類のフルーツが入ったフルーツロールに車輪に見立てたオレンジスライスを飾ったケーキ「フルーツ列車」(2,310円、1日20本限定)を、雑貨店「まめぐい」は昔懐かしい初代新幹線の「200系新幹線」と結び目が煙のようになる「蒸気機関車」柄の小さな手ぬぐい(各420円)、「青山フラワーマーケット」が中央線・山手線・総武快速線・京葉線それぞれをイメージした色のフラワーアレンジBOX「flower train」(4種、各1,260円)などを、それぞれそろえる。