公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク(本部:東京都港区、以下「JOT」)は、10月臓器移植普及推進月間
に実施中の「グリーンリボンキャンペーン2024」の一環として、10月26日(土)にグリーンリボンキャンペ
ーン特別授業「いのちのバトン編」をオンラインにて開催します。
公式ホームページ:https://www.green-ribbon.jp/edutainment/
今年の「グリーンリボンキャンペーン」は、楽しみながら学べるエデュテイメントに注目し、移植医療につ
いて、楽しく、正しく理解するための体験型コンテンツを展開しています。その一つとして、一人ひとりの探
究心に?をつける興味開発型の塾「探究学舎」とコラボし、オリジナル授業を開発しました。「君たちはどう思
う?」という答えのない問いに向き合いながら、医療技術の発展と人類の寿命や移植医療の歴史、移植医療の
置かれている現状、社会環境、私たち一人ひとりができることを探究します。年齢制限はなく、どなたでもご
参加いただけます。
楽しく学ぶことを通して、移植医療やいのちの大切さに向き合う機会を提供し、ご家族で話し合うきっかけ
になることを期待しています。
■開催概要
日 時:10月26日(土) 18:00~19:00
場 所:オンライン配信(ZOOM)
対 象:どなたでもご参加いただけます
参 加 費 :無料
参加方法:授業日当日にPeatixメールにて参加URLを配信いたします
またPeatixの「イベント視聴ページに移動」からもイベントにご参加いただけます
申込方法:Peatix(https://green-ribbon-tanq2024.peatix.com/)よりお申し込みください
■10/12(土)対面授業レポート
10月12日(土)に探究学舎三鷹校でグリーンリボンキャンペーン特別授業「いのちのバトン編」を実施しま
した。25名の中高生が集まり、「どうやって死を判断する?」「子どもの意思をどこまで認めるか?」「君はどう
思う?」など答えのない問いに対峙。自分の考えを言語化して伝えたり、周りの人の意見を聞いたり、自分な
りの答えを見つける「探究授業」形式で、移植医療をより身近なものとして捉えて向き合っていました。10月
26日(土)オンライン授業も同じプログラムを予定しています。
■グリーンリボンキャンペーンとは
グリーンリボンは、世界的な移植医療のシンボルです。グリーンは成長と新しいいのちを意味し、“Gift of
life”(いのちの贈りもの)によって結ばれた臓器提供者(ドナー)と移植が必要な患者さん(レシピエント)の
いのちのつながりを表現しています。
グリーンリボンキャンペーンは、移植医療を通して、臓器を提供してもいいという人と移植を受けたい人が
結ばれ、よりたくさんのいのちが救われる社会の実現に向けた、『移植医療』の理解促進、普及、及び啓発につ
ながる取り組みの総称です。なお、10月16日は、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し
合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する日「グリーンリボンデー」としています。
■意思表示の方法について
「YES でもいい。NO でもいい。あなたの意思を表示しよう。」
臓器提供についての意思表示には、下記の5つの方法があります。いずれかの方法で書面による意思表示を
しておくことが大切です。
1. 健康保険証
2. 運転免許証
3. マイナンバーカード
4. 意思表示カード
5. インターネットの意思登録
詳細は、公式ホームページの「意思表示の方法」(https://www.green-ribbon.jp/donation/)をご覧ください。
■今年12月2日以降の意思表示の方法について
・現行の健康保険証は、今年12月2日をもって新規発行が終了し、廃止されます。
・健康保険証に表示された意思は有効ですが、マイナンバーカード、運転免許証、臓器提供意思表示カ
ード、インターネットでも意思表示が可能です。
・資格確認書の臓器提供意思表示欄でも、意思表示が可能です。
・いずれの方法でも、最新の署名年月日が有効な意思表示となります。
大切な意思なので、常に携帯できる身分証明書に記入したり、ご家族と互いの意思について話し合ったりし
ておくことが重要です。
【公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク】
公益社団法人 日本臓器移植ネットワークは、
死後に臓器を提供したいという人(ドナー)やその家族の意思を活かし、臓器の移植を希望する人(レシピエント)に最善の方法で臓器が贈られるように橋
渡しをする日本で唯一の組織です。