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大伝馬町で現代アート展「TYPESETTING」-活字文化の魅力を発信

国内外のアーティスト、6人のの作品を展示

国内外のアーティスト、6人のの作品を展示

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 日本橋大伝馬町のアートスペース「Gallery CAUTION」(中央区日本橋大伝馬町)で、1月8日よりコレクション展『TYPESETTING』が開かれる。オーナーの浜田宏司さんは建築設計士の仕事の傍ら、趣味のアート作品や関連書籍のコレクションが高じて神宮前でギャラリーを運営するようになり、昨年3月に日本橋に移転してきた。

現代美術作家、中村ケンゴさんの作品 「Re:」

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 コンテンポラリーアートと活字印刷物にこだわる同ギャラリー、「TYPESETTING」とは活版印刷の制作行程のなかで、原稿の指定通りに活字(FONT)を拾い出して印刷用の版を組み上げる作業「植字」をさすが、今回は膨大な種類の活字文字(FONT)の中から、作品のコンセプトやイメージに合ったフォントを選び出し作品化するプロセスを「TYPESETTING」と定義して、現代美術の視点から活字文化の新たな魅力を描き出す。

 中村ケンゴさんや小林エリカさん、ジェニー・ホルツァーさんなど国内外のアーティスト6人の活字をモチーフにしたオリジナル作品、版画、マルチプルを展示。「活字文字という身近なテーマを展覧会の柱にする事により、一般的に敷居が高いと思われがちな現代美術への理解を深める機会を提供したい」と浜田さん。8日のオープン日には、展覧会タイトルを印字したオリジナルデザインの一合升を先着20名限定で配布し、ふるまい酒も用意する。

 開催時間は12時~18時。日・月休館、1月30日まで、入場無料。

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