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日本橋高島屋で旅の版画家「川瀬巴水展」-生誕130年を記念して

1940(昭和15)年の作品「日本橋」

1940(昭和15)年の作品「日本橋」

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 日本橋高島屋(中央区日本橋-4-1、03-3211-4111)で1月2日、「生誕130年、川瀬巴水展」が始まった。主催はNHKサービスセンター、朝日新聞社。

巴水が描いたのは、かつて日本のどこにでもあった風景

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 本展は、新版画を確立し、日本の浮世絵版画を再興させた大正・昭和期に活躍した川瀬巴水の生誕130周年を記念したもの。木版作品や原画、写生帖など250点を展示している。巴水は、アメリカの鑑定家ロバート・ミューラーの紹介がきっかけで、欧米では葛飾北斎や歌川広重と並ぶ人気の浮世絵師。全国各地を旅し、旅先でのスケッチをもとにした版画作品を発表するという制作スタイルから、「昭和の広重」「旅の版画家」とも呼ばれる。本展では、旅先での足取りや版画制作の過程にも焦点を当てた。

 1月4日11時と14時には、巴水の版元・渡邊庄三郎さんの孫で渡邊美術木版画舗代表・渡邊章一郎さんのトークイベントも行う。

 開催時間は10時~19時30分(最終日は17時30分まで)。入場料は、一般=800円、大学・高校生=600円、中学生以下無料。1月12日まで。

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