人形町のカフェ「オムチャントーン」(中央区日本橋富沢町4、TEL 03-6206-2626)で1月31日、映画トークライブ「稲妻は万物の舵(かじ)をとる~極私的やくざ映画論2」が開催される。主催はウェブマガジン「遊芸人 野放途」を発行するゆうげい社。
好評の映画トークライブ、今回は「ヤクザを演じた役者たち」にスポットを当てる
映画関係者を招き、独自の切り口から映像を語る同イベント、5回目となる今回は「ヤクザを演じた役者たち」をテーマに、在日フランス人映画監督のガスパール・クエンツさん、映画評論家の上野昂志さん、映画祭ディレクターの石坂健治さんがお気に入りのシーンを持ち寄り、「役者」にスポットを当て、それぞれの映画論を展開する。
昨年11月に他界した日本映画を支えた2人のスター、高倉健さんと菅原文太さんが最も活躍した1960~70年代の東映やくざ映画、「任侠もの」や「実録シリーズ」を中心に、看板スターが演じた主人公や、「ピラニア軍団」に代表される大部屋俳優たちが喜々として演じたチンピラやくざなど、役者にとって「ヤクザ」を演じることの魅力とは何だったのか、役者から見るやくざ映画の魅力について考える。
「弱きを助ける善玉ヤクザ、最後は斬られる悪玉ヤクザ、暴れ回った挙げ句無残に死んでいくチンピラたち、それぞれの生きざまを映画を通して感じてほしい」と、主催するゆうげい社の飯田俊社長。「今回もビール片手に気軽に参加できるイベントにしたい」とも。
15時開演。参加費は、一般=1,500円、学生=1,000円(要1ドリンクオーダー)。