丸の内エリアで「大丸有 夏まつり2015」が始まった。主催は環境省、東京都、千代田区、大丸有まちづくり協議会など。
中通り中央には櫓(やぐら)が組まれ、ゆかた姿の踊り手約100人が登場
同エリアは今年3月、国家戦略特区における「国家戦略道路占有事業」として東京圏で初めて認定され、道路法の特例が受けられる区域となったことで道路空間を活用したイベントなどの開催に向けた手続きが円滑化されている。
初日となる7月24日は丸の内駅舎正面の行幸通りで打ち水が行われ、近隣で働くOLや会社員など約1、000人が参加。ビルの排水をろ過した約800リットルの「中水」を、消火器や桶とひしゃくなどで放水した。
丸の内仲通りでは道路中央に櫓(やぐら)が組まれ、千代田区民謡連盟を中心とした総勢約100人の踊り手が登場。ゆかた姿のカップルや外国人観光客が踊りの輪に加わる中、東京音頭の元歌として知られる「丸の内音頭」などの盆踊りを披露した。
周辺では「丸ビル 千疋屋」、お好み焼き店「TEPPAN SAKABA」、「叶 匠壽庵」など丸の内エリアの飲食店9店がキッチンカーを出し、焼きそばやかき氷などの定番メニューで祭りを盛り上げた。
同イベントは8月31日まで。