人形町で7月21日、認可外保育園と民間学童保育施設を併設した「まちのてらこや」（日本橋富沢町4、TEL 03-6661-2216）がプレオープンした。運営はサムライウーマン（中央区日本橋人形町1）。

9月に正式オープン予定の「まちのてらこや」

　同園は「まち全体で子育て！まちのみんなが先生で、まち全体が保育園」をコンセプトに、地域の子育て支援の拠点としてつくられた。夏休み期間中は特別体験授業として、地球環境や未来をテーマにレゴを組み立てる「レゴサス」や幼児向けプログラミング、英会話や理科実験、体操教室など、単に学力を伸ばすだけでなく、創造力や論理的思考力、感性や情緒を育むプログラムが毎日実施される。

　「働くパパ・ママは孤立しがち。地域みんなで子育てをサポートする体制をつくりたかった」と発起人で中央区観光大使の高原友美さん。日本橋小舟町の老舗扇子店「伊場仙」のうちわ制作ワークショップなども予定されており、「老舗や伝統文化と関わりの深い地域。地元企業と連携したプログラムや和をテーマにした授業を通じて、子どもたちや忙しいパパ・ママにまちのことを知ってもらいたい」とも。

　夏休み中の料金は、午前の部（8時～14時）＝1,500円（昼食付き）、午後の部（14時～19時）＝同（おやつ付き）、1日（8時～19時）＝3,000円（昼食・おやつ付き）など。

　9月に正式オープンを予定する。保育園は生後6カ月から就学前児童が対象（8時～19時、20時まで）、学童保育は小学校1～2年生が対象（平日13時～19時、延長保育は20時まで）。