JR東京駅八重洲口の居酒屋「はなこ」(中央区八重洲1、TEL03-3548-0028)が、10月12日のオープンから1カ月を迎えた。経営はセクションエイト(千代田区)。
同店は、北海道から空輸した魚介類を刺身やあぶりをメーンに提供する居酒屋。セクシー衣装の女性スタッフによる接客が特徴で、「ビジネスマンのための居食空間」「会社の同僚を誘いたくなる新感覚居酒屋」がコンセプト。主なターゲットは30~50代の男性ビジネスマン。現在は、同店を含め、首都圏、大阪、札幌などに計22店を運営。今年は11店を新規オープンし、出店ペースを加速させている。
「かねてから『東京駅近辺にも出店してほしい』という声が多く、出店時は『待ってました』という声を多くの方からいただいた」と話すのは同社広報部の東山満春さん。広報部の竹内友和部長は「これまで、新規出店時は内装や什器をそのまま使う居抜き物件を利用してきたが、八重洲店は初めて出店に合わせて内装を一新した。女性スタッフの導線を意識し、来店されたお客さまにいかに喜んでもらえるかという観点から徹底的に内装を作りこんだ」と胸を張る。店舗面積は74坪、席数は150席で「はなこ」全店の中でも最大。
主なメニューは、「はなこ」全店を通して一番人気の「若鶏のザンギ」(680円)をはじめ、「北海道定番ら~めんサラダ」(780円)、全長約35センチで3~4人前の「羅臼産 ほっけの開き」(1,875円)など。生ビール、ハイボールなど全70品目のドリンク飲み放題プランは90分1,780円。お通しの「枝豆の浅漬け」はおかわり自由。客単価は3,500円前後。
「はなこ」全店では現在、接客を行う女性スタッフの人気ナンバーワンを選ぶ「HANAKO GIRLS GRAND PRIX2010」を開催している。「来店中のお客さまが携帯電話を使ってその場で投票するケースもあり、女性スタッフとのコミュニケーションにも一役買っている」と竹内部長。「女性スタッフが活躍できる場をいかに作るかを追求した末に生まれた企画。店で働きながらモデルやタレントとしても活躍してくれれば『はなこ』ブランドの確立にもつながる。居酒屋の枠を超えて、スタッフが夢を持って活躍できる場を提供していきたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。