JR東京駅八重洲口の「GRANROOF(グランルーフ)」で7月13日、スポーツイベント「ナイトズンバ in Tokyo Station」が行われた。主催は東京ステーションシティ運営協議会。
「グランルーフ」は東京駅八重洲口に南北のツインタワーをつなぐ「光の帆」として2013年に完成したランドマーク。会場となった2階デッキでは近隣で働くOLやサラリーマンなど58人が集まり、仕事帰りの通勤客が行き交う中、約60分の「ナイトズンバ」を楽しんだ。
同協議会事務局の井上拓洋さんによると、「ズンバ(ZUMBA)」はラテン系の音楽とダンスを融合させて創作されたダンスフィットネスエクササイズ。簡単な振り付け(ステップ)を繰り返し、心肺機能を向上させるとともに、多くのカロリーを消費するため、脂肪を燃焼させる効果が期待できるという。
参加者の7割は20代~30代の女性。カラフルなスポーツウエアに身を包み、ラテンのリズムに合わせて体を動かしていた。同僚と参加したという女性参加者の一人は「ズンバはストレス発散に最高。仕事帰りにオープンなスペースで汗を流すのも面白い。終わった後のビールが楽しみ」と笑顔を見せていた。
井上さんは「2階デッキスペースを使った夜のスポーツイベント実施は今回が初めて。予想以上の人気で定員の50人の応募枠はすぐに満員になった。今後は、モーニングヨガと並行してスポーツベントを定期的に企画していきたい。周辺のオフィスワーカーや在住者の皆さんがイベントを通じて、グランルーフに親しんでいただければ」と話す。