日本橋三越本店(中央区日本橋1、TEL 03-3241-3311)1階中央ホールと6階美術ギャラリーで8月10日、アート&クリエーション「三越×藝大」が始まった。
東京藝術大学の在学生が活躍する場として店舗スペースを提供し、隔年で「三越×藝大」のコラボレーションイベントを企画してきた同店。4回目となる今回は「アート&クリエーションデザインアワード」を開催し、「にほんばし土産」をテーマに1階中央ホールに現役芸大生26人の応募作品を展示。審査員をはじめ来店客に投票してもらい最終日には表彰式も行う。
開店当時からアート支援に力を入れてきたという同店。来年開設110周年を迎える三越美術部も早い時期から東京藝術大学OBや講師陣の展示会を企画するなど深い関係性を保ってきたという。「アートこそが現実を変え、文化を更新させていく原動力になる」と同店の中陽次店長。「1年で一番来店者数の多い時期に、芸大生に売り場を開放した。期間中、全館でアートが楽しめる展示や企画を用意しているので、ぜひ来店して実感してほしい」と呼び掛ける。
6階美術ギャラリーでは「夏の芸術祭2016-次代を担う若手作家作品展」と題して、同大学美術学部の教授陣が推薦する卒業生約190人の作品を展示販売する。
開催時間は10時30分~19時30分(6階美術ギャラリーのみ最終日17時まで) 入場無料。今月16日まで。