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馬喰横山の現代アートギャラリーでグループ展「アジアの色と日本の色」

昨年10月にオープンした「Tobin Ohashi Gallery」は現代アジアンアートを展示する

昨年10月にオープンした「Tobin Ohashi Gallery」は現代アジアンアートを展示する

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 馬喰横山のアートギャラリー「Tobin Ohashi Gallery」(中央区日本橋横山町1、TEL 03-5695-6600)で2月19日、アジアの若手アーティストのグループ展「アジアの色と日本の色」が始まった。

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 麻布十番にあった「Asian Collection Comtemporary Art Gallery」が移転し、店名を変えて昨年10月にオープンした同ギャラリー。オーナーの大橋人士さんが自らの足でアジアを歩いて買い集めた無名アーティストの作品を展示する。4線利用可能なアクセスの良さと、近年アート関連の活動が盛んな「CET」エリアの魅力に引かれ、移転場所に横山町を選んだ。徒歩圏内には、「Maki Fine Arts」「クムサンギャラリー」など10店ほどのギャラリーが点在する。展示スペースは100 平方メートル。

 「洋服や家具、アクセサリーを買うように、気軽に楽しんで買えるアート」というコンセプトから、収蔵作品のジャンルや価格は幅広く、点数も多い。アジアの作品にこだわるのは、「もともとアジアが好き。それに、アジアの作品は西洋の作品よりも日本の住宅になじむから」と大橋さん。「アートを一つ部屋に置くことで、明るさ、落ち着き、重厚さなどが加わって空間の雰囲気が変わり、洗練された印象になる。模様替えよりもアートの購入を提案したい」とも。

 同展では、大橋さんが自ら海外で選んだ日本・中国・ベトナム・インドネシアの若手作家による「日本の住宅になじむ作品」80点を展示。スペースを3つに分け、空間ごとに雰囲気を変える。「色」に注目し、アジア人作家ならではの豊かな色彩を表現する。

 開催時間は13時~19時。月曜・水曜休館。入場無料。3月5日17時から、ワインを楽しみながらのアートトークイベントを開く。同展は3月25日まで。

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