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にんべんの「だしバー」、かつお節だし10万杯達成-オープン4カ月で

にんべんの飲食業進出は、料理が趣味だという高津克幸社長の長年の夢だった

にんべんの飲食業進出は、料理が趣味だという高津克幸社長の長年の夢だった

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 かつお節専門店「にんべん」がオープンした「日本橋だし場」(中央区日本橋室町2)が2月21日、「かつお節だし」の提供数10万杯を達成した。

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 同店は、同社が「かつお節から始める健康生活」をテーマに日本型食生活を提案しようとオープンした汁物専門のテークアウトカウンター。老舗かつお節店による本格的な味と「だしバー」という響きの新鮮さからオープン当初から多くの客でにぎわいをみせている。

 1杯100円の「かつお節だし」は店内で削った本枯かつお節から取った温かいだし汁を塩やしょうゆで味付けしただけのシンプルなメニュー。平日は600杯、休日は1,000~1,200杯を提供し、オープン1カ月で3万杯、4カ月で10万杯を達成した。10万杯は約380キロのかつお節を使ったことになる。

 「全国からこんなに多くのお客さまがだしを飲みに来てくださるということでさえ想定外だった。まさかこんなに早く達成するとは」と店長の大場満さん。「年明けごろから、この調子だと意外に早く10万杯いっちゃうんじゃないかと社内で盛り上がっていた」とも。

 10万杯目の利用客は埼玉県在住の内川さん。同店から記念品として、「本枯かつお節削りたて」とかつお節だし、汁物、かつおぶしめしの無料券が贈られた。

 営業時間は10時~19時。

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