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日本橋の情報発信カフェで能登半島支援イベント 酒蔵若女将と映画監督が来場

被災地と日本橋をつなぐ情報発信カフェ「わたす日本橋」

被災地と日本橋をつなぐ情報発信カフェ「わたす日本橋」

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 復興支援イベント「能登半島支援会×わたす日本橋」が10月12日、日本橋と被災地をつなぐ情報発信カフェ「わたす日本橋」(中央区日本橋室町2 TEL 03‐3510-3185)で開催される。主催は一般社団法人東北支援会プラス(京橋1)。

地元酒蔵「松波酒造」の若女将と映画監督が来場

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 東日本大震災発生後、各地で「復興バー」イベントを開催してきた同支援会が、能登半島の現状を発信し、中・長期的な支援を続けるきっかけ作りを目的に企画した同イベント。

 当日は、日本酒「大江山」の製造販売を手がける「松波酒造」(能登町)若女将(おかみ)の金七聖子さん、映画「凪がともるころ~奥能登、珠洲の記憶~」を制作した映画監督の有馬尚史さんが来場し、今年1月1日に発生した「能登半島地震」と震災後の度重なる水害で疲弊する能登半島の現状、それぞれの復興に向けた思いを伝える。

 酒蔵が全壊したという金七さんは「震災を機に能登のやさしい土地、人々のやさしい笑顔はなくなった。全てが変わってしまったが、能登生まれ、能登育ちの地酒『大江山』と150年以上続いた松波酒造の歴史をここで止めるわけにはいかない。みんなの笑顔が戻るまで復興に向けて前進していく」と話す。

 有馬さんは2023年5月に珠洲市で発生した震度6強の地震からの復興の様子を、地域行事「キリコ祭」の再建を通して映像化するために同市に滞在中に「能登半島地震」に遭遇。避難所生活を送る中、撮影を継続し作品を作り上げたという。有馬さんは「昨年の地震よりも被害は甚大で、町は破壊されつくした。この地震で珠洲市に何があったのか、珠洲市がどんな場所だったのかを少しでもこの映画を通して知ってほしい」と呼びかける。

 開催時間は14時30分~17時(14時開場)。参加費は5,000円(能登産食材を使ったおつまみBOXとドリンク1杯付き)。予約は電話とピーテックスで受け付ける。

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