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東日本大地震被災地の情報発信拠点「わたす日本橋」室町に移転 食や文化交流で東北支援

新店舗に期待を膨らませるスタッフ。フルオープンは緊急事態宣言解除後に予定

新店舗に期待を膨らませるスタッフ。フルオープンは緊急事態宣言解除後に予定

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 日本橋と東日本大地震被災地をつなぐ情報発信カフェ「わたす日本橋」が3月3日、日本橋室町の三井日本橋タワー2階にプレオープンした。

食や文化交流で被災地の情報発信

 日本橋1丁目地区の再開発計画に伴い、昨年9月に移転のために閉店した同店の新装店舗で、店舗面積は以前の約1.5倍となる250平方メートル。壁面や天井、テーブルに南三陸産の杉材をふんだんに使って、木のぬくもりを感じさせる内装となっている。

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 2015(平成27)年3月「人と未来に、心の架け橋を」をコンセプトに東日本大地震の東北被災地の情報発信や交流を行う拠点として開業した同店。南三陸へのボランティア活動をきっかけに、被災地を応援したいという三井不動産の社員の思いを同社が受け止めてカフェという形で同店がスタートした。店名には南三陸町や東北と日本橋をつなぐ「橋渡し」と「和を足す」「輪を足す」の意味を込めたという。

 同店では東北の食材を使ったメニューを提供し、食を通じて南三陸の魅力を発信。イベントスペースでは、被災者の体験を聴く「語り部の会」や物産販売で被災地を支援する応援イベント、被災地の中学生向けのオンライン学習支援や被災前の地元を描いたドキュメンタリー映画「波伝谷に生きる人々」上映会などさまざまな企画で南三陸町の情報発信を行ってきた。

 新店舗のコンセプトは「日本橋から、未来へ、わたそう。世界中へ、笑顔を、わたそう。」で、店内は南三陸特有の紙切子をモチーフにしたマーケット&ギャラリーやダイニング&バル、ライブラリーなどさまざまな形でつながりを感じさせる5つのゾーンで構成。大型モニターを備えた個室も2室用意し、奥の「わたすLOOP+」ゾーンでは、大型プロジェクターとスクリーンを完備した約45 平方メートルのスペースで、 各種ワークショップや展覧会などにも対応する。

 フルオープンは緊急事態宣言解除後に予定しており、東北の生産者と直接契約した食材を使った産直ならではのメニューを用意。ランチもメニュー数を増やして提供する。

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