東京メトロ茅場町駅近くに6月8日、米粉パン専門カフェ「茅場町カフェ」(中央区日本橋2、TEL 03-5645-1770)がオープンした。経営は魚家(墨田区)。
「築地すし鮮」「沖縄料理ちゅらさん家」などアルコールを扱った飲食店を中心に展開する同社。ファストフード店の出店は、同コンセプトの「押上カフェ」(墨田区)に続き2店舗目となる。
店舗面積は19坪で、席数は36席。ガラス張りの店内は天井が高く、開放的な雰囲気に。「女性客も安心して入りやすい」カジュアルな店を目指した。
主力メニューは米粉トーストを使ったサンドイッチ。同店のサンドイッチのパンには福井県産の米粉を使用。提携する専門農家が生地の状態で納品し店内で焼き上げる。パンに挟むのは、すし店や居酒屋での調理技術を生かした「鶏照きんぴら」「和風ツナアボカド」(以上480円)、「エビサーモン」(680円)など和風の具材が特徴。「タマゴスライス」(80円)や「スライストマト」(120円)などのトッピングも用意する。
そのほか、下町名物の「揚げまんじゅう串」(130円)や米粉をスティック状に焼いてゴマ塩を振ったオリジナルの菓子「米粉スティック」(120円)、パンの単品売り(100円~150円)も行う。
ドリンクは「茅場町ブレンド」「茅場町アメリカーノ」(以上280円)、「カフェラテ」「エスプレッソ」(以上330円)などのコーヒーのほか、「ロイヤルミルク紅茶」「抹茶ラテ」(以上380円)、「完熟津軽りんご」「100%オレンジジュース」(330円)などを取りそろえる。MサイズからLサイズへのサイズアップは無料。
開店から11時まではモーニングメニューとして、「ハムチーズ」「和風ツナタマ」の米粉サンド(単品=280円、コーヒーセット=480円)と「トースト」(単品=180円、コーヒーセット=380円)を提供する。
「米粉は腹持ちもいいし健康にもいい。コシヒカリ発祥の地である福井のおいしい米粉を日本中に広めたい」と「福井県ブランド大使」でもある同社広報担当の関口忠相さん。
営業時間は7時~23時。今後、ランチタイムのテークアウト販売を検討している。