水天宮交差点近くにフレンチバル「FRENCH BAR St.pierre(フレンチバル サン・ピエール)」(中央区日本橋人形町2)がオープンして2カ月が過ぎた。
店長の高橋岳さんは、5年前に本場スペインでバルに出合い、その魅力を伝えたいと、日本での出店を夢見てきた。その後、バーやフランス料理店での修行を経て、「高価格なイメージがあるフレンチをバルスタイルで提供したい」と「フレンチバル」をコンセプトに独立開業することを決めたという。
店舗面積は8坪。席数は24席。店内は、落書き調デザインの壁際にワインボトルが並び、天井からグラスつり下げたカジュアルな雰囲気で仕上げた。「かしこまった感じではなく、地元に愛される普段使いの店にしたい」と高橋さん。
築地から仕入れた食材を使い、「オリーブコルニッション」「旬野菜のメリメロ」「ハモンセラーノ」(以上500円)や「自家製ロースポーク」「鮮魚のムニエル」(以上880円)など、フランス家庭料理をベースにした手作りタパス50種を、ワンコイン価格(500円)を中心に提供する。「化学調味料を一切使わず、食材を無駄にしない」と高橋さん。1本2,000円からのボトルワインも豊富に取りそろえる。生ビール、グラススパークリング(以上500円)なども。客単価は3,000円。
営業時間は、月曜~金曜=ランチ11時30~14時30分・ディナー17時~23時、土曜・日曜・祝日=16時~22時。