10月に再オープンを控える「東京ステーションホテル」(TEL 03-5220-1112)が5月8日、宿泊の予約受け付けを始める。
同ホテルは1915(大正4)年、東京駅丸の内駅舎内に開業し、駅舎の保存・復元工事に伴い2006年から休館していた。今年10月3日、内装を一新し再オープンを予定する。
コンセプトは「伝統が息づく、ここだけのOMOTENASHI(おもてなし)」。外観、設備、身なりなどを美しく整える「装い」、内装や調度品を飾り飲食などをすぐに提供できる状態にする「しつらえ」、動作・心のあり方を凛(りん)として持ち応対する「振る舞い」を実現し、100年近くの歴史と先進的な設備を備えたホテルとして復活する。
客室は、ツイン=86室、ダブル=64室の全150室。客室タイプは6種類あり、皇居側と反対に位置し機能性に配慮した「クラシック」(3万30円~5万6,595円)、皇居側に位置し丸の内エリアを眺めることができる「パレスサイド」(3万5,805円~7万6,230円)、南北の丸屋根ドームに沿ってレイアウトされた「ドームサイド」(3万8,115円~5万6,595円)のほか、2階建て構造の「メゾネット」(11万5,500円)や72平方メートル以上の「スイート」(20万7,900~34万6,500円)、173平方メートルの「ロイヤルスイート」(80万8,500円)。
東京駅丸の内駅舎の中央最上部には、宿泊ゲストだけが利用できる朝食ラウンジ「アトリウム」を配置。最大天井高約9メートルの大空間で、天窓から差し込む自然光に包まれながら朝食を楽しめるという。
予約受付時間は10時~18時。