今秋、増床オープンする東京駅八重洲口「大丸東京店」(千代田区丸の内1)の新規出店概要が5月8日、明らかになった。
2007年11月、「TOKYO・オトナ・ライフスタイル百貨店」をストアコンセプトに掲げ、「グラントウキョウノースタワー」内に第1期オープンした同店。今秋には第2期オープンを予定し、4割増床の4万6000平方メートルまで売り場を拡大する。食品フロアやコスメフロアの拡充、24時まで営業する店舗を備えた飲食店フロアの強化を図った第1期に対し、第2期では食品やファッションのほか、専門店フロアを充実させる。
8・9・10階には、全国26店目、山手線沿線で5店目の「東急ハンズ」が出店。売り場面積は2500平方メートル。11階には、「ICI石井スポーツ」が運営する登山・アウトドア用品専門店がオープンする。売り場面積は850平方メートル。
東京駅八重洲口は、2013年秋にノースとサウスの2棟のグラントウキョウタワーを結ぶペデストリアンデッキ「グランルーフ」が完工予定。丸の内側でも今年秋、丸の内駅舎復元工事が完了し、東京ステーションホテルのリニューアルオープンや新しい駅ナカ施設などの開業を予定しており、2014年の駅開業100周年に向け、さらに再開発が続く。